飲むサラダ「マテ茶」の正しい飲み方|本場の淹れ方から水出しまで徹底解説

目次
飲むサラダ「マテ茶」の正しい飲み方|本場の淹れ方から水出しまで徹底解説
飲むサラダ「マテ茶」の正しい飲み方|本場の淹れ方から水出しまで徹底解説
@ creator • Click to Play Video Inline
🎵 飲むサラダ「マテ茶」の正しい飲み方|本場の淹れ方から水出しまで徹底解説

野菜不足を解消したい健康志向の層から、日々のパフォーマンスを高めたいビジネスパーソンまで、幅広い層に親しまれている「マテ茶」。「飲むサラダ」という呼び名を持つこのお茶は、南米の広大な大地で育まれたモチノキ科の植物から作られ、カルシウム、鉄分、マグネシウムなどの必須ミネラルやビタミン、豊富なポリフェノールを含んでいます。

しかし、実際に試そうとすると「本場のような専用ストローはどう使うのか」「お湯の適正温度は何度なのか」「水出しでも美味しく作れるのか」といった疑問を抱く方も多いはずです。本記事では、南米アルゼンチンに根付く伝統的な作法から、日本の家庭で今すぐ実践できる手軽な淹れ方、成分データに基づく注意点まで、編集部が徹底的に取材・検証した実践ガイドをお届けします。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
  • 要点1:マテ茶は沸騰した熱湯ではなく70〜80℃のお湯で淹れるのが鉄則。熱湯を注ぐと苦味成分が過剰に溶け出し、繊細な風味が損なわれます。
  • 要点2:本格的な茶器「カラバサ」と専用ストロー「ボンビージャ」を使う伝統スタイルから、夏場に爽快な水出し「テレレ」、日常使いのティーバッグまで飲み方は自由自在。
  • 要点3:カフェイン含有量はドリップコーヒーの約3分の1から半分程度。極端な熱さでの連続飲用や過度な飲み過ぎを避け、適量を賢く取り入れることが大切です。

【基本と特徴】「飲むサラダ」マテ茶の栄養成分とグリーン・ローストの違い

南米諸国、とりわけアルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイ、ブラジル南部において、マテ茶は単なる嗜好品を超えた国民的飲料として定着しています。肉類を中心とした食生活でありながら、現地の人々が健康を維持できている背景には、このお茶の存在があると言われてきました。これが世界中で「飲むサラダ」と称賛される所以です。

マテ茶に含まれる主な栄養成分には、以下のような特徴があります。

  • ポリフェノール(クロロゲン酸・フラボノイド等):高い還元力を持ち、食生活の乱れや酸化ストレスから体をガードします。
  • 豊富なミネラル群:野菜に匹敵するカルシウム、鉄、マグネシウム、亜鉛、カリウムを含有し、日々の栄養バランスを補強します。
  • ビタミン類:代謝に関わるビタミンB群やビタミンCを含み、日々の活力維持を後押しします。

店頭や通信販売でマテ茶を選ぶ際、まず目にするのが「グリーン」と「ロースト」という2つのタイプです。この2つの違いを理解しておくことで、好みの味や目的に合わせた選択がスムーズになります。

グリーンマテ茶は、収穫した茶葉を乾燥させてから約1年間熟成させたもので、焙煎を行っていません。煎茶のような爽快な青みと独特の渋みがあり、ポリフェノールやビタミン類が熱によって壊れず豊富に残っています。美容意識が高い方や、すっきりとしたキレのある味わいを好む方に選ばれています。

一方のローストマテ茶は、グリーンマテ茶をじっくりと焙煎加工したものです。ほうじ茶や麦茶に近い香ばしいアロマとまろやかなコクが特徴で、青臭さが苦手な初心者でも親しみやすい風味に仕上がっています。食事中のお茶としてはもちろん、ミルクを加えて「マテ・ラテ」として楽しむアレンジにも適しています。

また、ダイエット時の評判としてもマテ茶は注目を集めています。食前に飲むことで満腹感を得やすくなる点や、脂っこい食事の脂質代謝をサポートするポリフェノールが含まれている点が支持され、無理のない体型管理のパートナーとして取り入れる人が増えています。

当時のメディア報道・掲載写真
【検証資料 1】当時のメディア報道・掲載写真(出典:hijikataen.com)

【本場南米流】伝統的な淹れ方|カラバサとボンビージャの正しい使い方

南米アルゼンチンの家庭や公園、オフィスなどで日常的に見られるのが、手のひらサイズの器と金属製ストローを使った伝統的なスタイルです。この淹れ方をマスターすると、茶葉の持つ深いアロマを余すところなく引き出すことができます。

伝統的な道具として欠かせないのが、ヒョウタンを乾燥させて作られた専用茶器「カラバサ」(近年は木製や陶器、手入れが簡単なステンレス製も普及)と、先端に細かなスリットやフィルター穴が付いた金属製ストロー「ボンビージャ」です。

道具を揃えたら、以下のステップに沿って淹れてみましょう。

  1. 茶葉をセットする:カラバサの半分から3分の2程度まで茶葉を入れます。
  2. 微粉を取り除く:器の口を手で覆い、逆さにして上下に数回振ります。手のひらに細かな粉が付着することで、ストローの目詰まりを防ぎます。
  3. 茶葉の土手を作る:器を約45度に傾け、茶葉を片側に寄せて斜面の「土手」を作ります。
  4. ぬるま湯で湿らせる:茶葉が少ない側の隙間に、少量の常温水またはぬるま湯を注ぎ、2分ほど置いて茶葉をふやかします。このひと手間で急激な熱による変質を防ぎます。
  5. ボンビージャを差し込む:湿らせた側の隙間にボンビージャの吸口を手で塞ぎながら底まで差し込みます。【重要】一度差し込んだボンビージャは、絶対に手でかき混ぜたり動かしたりしてはいけません。動かすとフィルターの隙間に茶葉が入り込み、吸い込みの原因になります。
  6. お湯を注いで飲む:70〜80℃に調整したお湯を、茶葉が寄っていない隙間に向けて静かに注ぎます。上の乾いた茶葉は一度に濡らさず、注ぎ足すごとに少しずつ崩していくことで、10回〜15回以上も美味しく差し湯を続けられます。

ここで最も注意すべきポイントはお湯の適正温度です。沸騰したての100℃の熱湯を注ぐと、タンニンなどの渋み・エグみ成分が一気に溶け出して強い苦味が生じるだけでなく、茶葉に含まれる繊細なビタミン類が損なわれます。お湯は必ず70〜80℃(沸騰後、数分置いて湯気が落ち着いた状態)を使用してください。

【日常・手軽派向け】水出し「テレレ」とティーバッグの淹れ方徹底ガイド

伝統的な茶器を持っていなくても、日本の一般的なキッチングッズで本格的な味わいを楽しむことができます。特に夏場の水分補給として絶大な支持を集めているのが、パラグアイ発祥の水出しスタイル「テレレ(Tereré)」です。

テレレは、水出しによって苦味成分の抽出が抑えられ、すっきりとクリアな喉越しが生まれるのが魅力です。作り方は極めてシンプルです。

  • ピッチャーで作る場合:水1リットルに対して茶葉10〜15g(お茶パックに入れると後処理が楽です)を入れ、冷蔵庫で3〜5時間ほどじっくり抽出します。
  • フレッシュアレンジ:水出しの際にスライスしたレモン、ライム、オレンジなどの柑橘類や、生ミントの葉を一緒に入れると、爽快感が倍増します。現地の愛好家には、冷たい柑橘系果汁100%ジュースで直接抽出するスタイルも親しまれています。

オフィスや忙しい朝に最適なのが、市販のティーバッグを用いた淹れ方(現地では「マテ・コシード」と呼ばれます)です。マグカップ1杯(約150〜200ml)に対してティーバッグ1包を入れ、75〜85℃程度のお湯を注ぎます。蓋をして2〜3分蒸らしたあと、ティーバッグを数回軽く揺らしてから取り出します。絞りすぎると渋みが出るため、優しく引き上げるのが美味しく仕上げるコツです。

活動歴および当時の関連ビジュアル記録
【検証資料 2】活動歴および当時の関連ビジュアル記録(出典:taragui.jp)

【データ徹底比較】マテ茶・緑茶・コーヒーの成分&抽出方法比較

マテ茶の特徴をより深く把握するために、日常的によく飲まれている煎茶やドリップコーヒーとの成分・特徴の違いを比較表にまとめました。

項目マテ茶(グリーン/ロースト)一般的な緑茶(煎茶)ドリップコーヒー
カフェイン含有量(100mlあたり)約15〜30mg
(穏やかな覚醒感)
約20mg約60mg
主要な機能性成分クロロゲン酸、ルチン、鉄、カルシウム、マグネシウムカテキン、テアニン、ビタミンCクロロゲン酸、カフェイン
抽出の適正温度70〜80℃(水出しも可)70〜80℃85〜92℃
風味の特徴グリーン:爽やかなハーブ調
ロースト:香ばしくまろやか
上品な渋みと旨味しっかりとした苦味と酸味
編集部の評価・適した場面肉料理の脂っこさ解消、長時間の作業集中、日常の栄養補給食後のリラックス、和食全般起床時の強い覚醒、気分転換

データが示す通り、マテ茶のカフェイン含有量はコーヒーに比べて大幅に控えめです。さらに、マテ茶に含まれるカフェインは「マテイン」とも通称され、テオブロミンなどの共存成分の働きによって体内への吸収が穏やかで、急激な興奮や切れ目の倦怠感(カフェインクラッシュ)を起こしにくいという特性を備えています。

【実態検証と誤解】利用者の生の声に見るリアルと副作用・飲み過ぎの注意点

SNSや健康コミュニティにおける利用者の声を調査すると、「油っこい食事のあとに飲むと胃もたれしにくい」「夕方の集中力維持に重宝している」「頑固な便通がスムーズになった」といった好意的な意見が多数を占めています。一方で、飲み方や体質によるトラブルも報告されています。

安全に楽しむために、以下の副作用や注意点を把握しておきましょう。

1. 超高温(熱湯)での多量摂取リスク
国際がん研究機関(IARC)などの研究機関は、65℃以上の非常に熱い飲料を長年にわたり高頻度で摂取することが、食道粘膜への熱的刺激となり、健康リスクを高める可能性を指摘しています。本場南米の一部地域で見られる「熱湯を注ぎ足して何リットルも飲み続ける」習慣が警告の対象となったものであり、適正温度(70〜80℃で淹れ、少し冷まして飲む)を守っていれば過度な心配はありません。決して沸騰直後の熱湯をストローで直接吸い込まないようにしてください。

2. カフェインの過剰摂取と胃への刺激
含有量は穏やかとはいえ、カフェインが含まれています。一度に大量に飲み過ぎると、利尿作用による脱水感や、胃酸過多による胃のむかつき、夜間の不眠を招く場合があります。1日の摂取目安としては、マグカップで2〜4杯程度(茶葉換算で10〜20g程度)が無理のない適量です。

3. ネット上の誤解:「飲むだけで痩せる」の真相
「マテ茶を飲むだけで脂肪が劇的に燃焼して痩せる」といった極端な言説が散見されますが、これは医学的な根拠に乏しい誇大広告です。マテ茶はあくまで栄養補給や食欲コントロール、代謝の円滑化を助ける補助飲料であり、バランスの取れた食事や適度な運動と組み合わせてこそ真価を発揮します。

公の場での発言・インタビュー報道記録
【検証資料 3】公の場での発言・インタビュー報道記録(出典:pbs.twimg.com)

【プロの結論】体質とライフスタイルから選ぶ|向いている人・おすすめできない人の判断基準

健康習慣を長続きさせるためには、自身の体質や日々の生活パターンと相性が良いかを見極めることが大切です。編集部が推奨する明確な選定基準を提示します。

マテ茶を習慣化すべき人(向いている人)

  • 外食や肉料理が多く、日常的に野菜不足を感じている人:カリウムやポリフェノールが食習慣の偏りを強力にサポートします。
  • コーヒーによる焦燥感や胃痛に悩まされている人:刺激が少なく、穏やかな覚醒感でデスクワークの集中力を維持できます。
  • 運動中のミネラル補給飲料を探している人:水出しテレレは、糖分を含まないヘルシーなスポーツドリンク感覚でゴクゴク飲めます。

慎重に付き合うべき人(おすすめできない人)

  • 重度のカフェイン過敏症の方や胃潰瘍を患っている人:微量のカフェインやタンニンでも胃腸に負担を感じることがあるため、空腹時の濃い抽出は避けるべきです。
  • 妊娠中・授乳中の方:胎児や乳児へのカフェイン移行を考慮し、飲む場合は1日1杯程度にとどめるか、ノンカフェインのハーブティーを選択するのが賢明です。
  • 就寝直前に温かいお茶を飲みたい人:覚醒作用によって入眠が妨げられる可能性があるため、夕方以降はローストマテ茶を薄めに淹れるか、飲む時間を日中にシフトしてください。

【マテ茶の飲み方】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:マテ茶は1日にどれくらいの量を飲むのが適量ですか?
A1:一般的な成人の場合、1日にティーカップやマグカップで2〜4杯程度(500ml〜1L前後)が目安です。この範囲内であれば、カフェインの過剰摂取を心配することなく、ミネラルやポリフェノールの恩恵を効率よく享受できます。

Q2:ボンビージャ(専用ストロー)がない場合、日本の急須やティーポットで淹れても問題ありませんか?
A2:まったく問題ありません。普段お使いの急須やティーポット、フレンチプレスなどで美味しく淹れられます。茶葉大さじ1杯(約5g)に対して75〜80℃のお湯300mlを注ぎ、2〜3分蒸らしてから茶こしを通して注いでください。

Q3:グリーンマテ茶とローストマテ茶、初心者はどちらから始めるべきですか?
A3:普段からほうじ茶や麦茶を飲み慣れている日本の食生活には、香ばしいローストマテ茶のほうが違和感なく馴染みやすいです。ハーブティーや煎茶の清涼感が好きな方、ポリフェノール量を最優先したい方はグリーンマテ茶から試してみるのがおすすめです。

Q4:作り置きしたマテ茶は冷蔵庫で何日間保存できますか?
A4:水出し(テレレ)や煮出しで作ったマテ茶は、清潔な密閉容器に入れて冷蔵庫で保管し、24〜48時間以内に飲み切るようにしてください。防腐剤が入っていないため、時間が経つと風味の劣化や酸化が進みます。

まとめ:毎日の暮らしに「飲むサラダ」を取り入れて健やかな習慣を

「飲むサラダ」と称されるマテ茶は、ミネラルやポリフェノールが豊富に含まれた頼もしい健康サポート飲料です。美味しく安全に続けるための秘訣は、沸騰直後の熱湯を避け、70〜80℃の適温または水出しで抽出すること、そして体質に合わせた適量を守ることに尽きます。

本場南米の風情を味わえるカラバサとボンビージャでの本格抽出はもちろん、忙しい日はティーバッグ、暑い日は清涼感あふれる水出しテレレと、シーンに応じた自由なスタイルで日常に取り入れてみてください。日々の水分補給をマテ茶に置き換えることが、健やかなコンディションを維持するための確かな一歩となるはずです。 (出典: マテ 茶 飲み 方(Yahoo!ニュース)

マテ 茶 飲み 方
マテ 茶 飲み 方
マテ 茶 飲み 方